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社長のブログ「斉藤のサイト」

横浜市中区、有限会社サイトウプリントの代表取締役斉藤正一のブログ。
最近は企業戦略論を勉強して、それをフィードバックする事に力を入れて活動中!仕事以外の事も書いてあるのでどうぞ気楽に読んでください。
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生き物と進化の不思議シリーズ
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    私が師事している落合先生から学ばせていただいている「進化戦略論」の副作用からか、また私自身が昔から生き物が好きだからか、生物とその進化にすごく興味を持ってしまいました。ビジネス戦略の話からは外れてしまうのですが、生物(自然)のシステムにこそ私たちが学ぶべき何かがあると思われます。進化を含めた生物(自然)のシステムの一番不思議なのは「絶妙」としか言いようのないバランスです。地球上に生命が誕生して以来40億年という永きにわたり、生物は常に「変異」と「選択(淘汰)」というシステムの中で生き残ってきたのです。「どうしてそうなった?」と思わず聴いてみたくなる生態の生き物がほとんどです。人間の視点で生物を見るとそうなるのですが、蟻にしてみたら人間の方がよっぽど不思議な生態を持つ生き物なのかもしれません。
    さて、前置きが長くなりましたが今回は「生物にはどうしてオスとメスがあるのか」という性・生殖のシステムについてです。(下ネタではありません)
    このオスとメスとの間だけで行われる生殖システムを「有性生殖」と言います。しかし生き物には「無性生殖」という単独で子供を生むシステムもあるのをご存知でしょうか?無性生殖とはオス・メスという性の区別はなく、それぞれが好きな時に好きなだけ自分のコピーを増やすことができます。それに対し有性生殖は生殖の為にどうしてもふたつの固体が必要となり、無性生殖に比べて倍のコストがかかるし、相手を探したりするためには、相当な時間とエネルギーを費やします。明らかに有性生殖の方が効率が悪く不利です。しかしなぜオスとメスが必要なのでしょうか?
    かなり説得力のある説が、「進化の早いウィルスに対抗する為」というものです。無性生殖で生まれるのは、親と同じ遺伝子(DNA)を持った子供ばかりになります。もし同じ遺伝子を持った子供が同じ病気にかかってしまった場合、全滅してしまうという可能性が出てきます。それに対してコストはかかりますが有性生殖は遺伝子が混ざり合うことによって、子供は両親の特性に加えて、両親には無い新しい特性も持つことが出来ます。すると「変異」の幅がかなり広がるので、次々に新しいウィルスが現れても、それに負けない固体が登場する可能性が高くなる・・・ということです。
    また、性とは「遺伝子(DNA)の損傷を修復するシステムだ」という説もあります。それは、DNAを混ぜることにより、DNAのコピーミスで起きる損傷を修復し、元の状態に戻そうとしているのだそうです。どのような説が正しいかはわかりませんが、生物の種が存続する為にはオスとメスが必用だったということには変わらない。
    ところがこの種の存続の為の有性生殖ですが、人間とチンパンジーは生殖以外の目的でも交尾を行うのです。チンパンジーの社会はご存知の通り歴然としたオスの順位があるのですが、発情前期のメスは群れの中のオスと次々に交尾をします。これはオスの緊張を緩和する為に順位の低いオスとも交わるそうです。これを「あいさつ代わりの交尾」というそうです。ところが排卵日が近づき妊娠する可能性が高まると群れで優位な位置にいるオスがメスを独占しようとする生殖目的の交尾に変わるのだそうです。そして妊娠しても交尾を続けるそうで、メスのチンパンジーは明らかに生殖目的以外=快楽目的の交尾を自覚して行っているようです。
    それで人間の場合は・・・。人間の場合のそっちの話はもっともっと、ずっと複雑なものですよね。
    さて、人間は進化のコンセプトはある時期からコミュニケーションに特化して変異してきたようです。表情筋の数は他のどの生き物よりブッチギリで多いのです。そして霊長類の中でも白目があるのは人間だけです。白目があるとどこを攻撃するか相手にわかってしまい、戦いには不利になるのですが、人間は目をコミュニケーションに使う為に白目を持つようになったのです。さらに言葉は人間だけが扱い、より複雑で大きな集団を形成できる生物となりました。
    地球の歴史の中で生物の繁栄という言葉がどの程度の意味を持ち、また何を定義しているのかはわかりませんが、今現在地球を支配している(と思っている)人間が、他の生物を圧倒してこれたのは高い知能だけでなく、そのコミュニケーション能力によるところが大きいと思います。
    すごくないですか?誰よりも長い牙や、腕力や体型によるところではなく、コミュニケーションで競争優位に立ってきた生き物なのです。そのことは今もこれからも変わらないような気がします。
    | 進化の話 | 19:32 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - |
    コミュニケーションで競争優位に立つか・・・

    コミュニケーション能力不足の僕は、もっと鍛えないとならないと思いました。

    このへんの話は難しいけども面白いですよね。
    | eiji | 2009/12/01 12:44 PM |

    コミュニケーションで優位に立つ・・・、一見難しい課題に見えますが、私たちの学ぶ進化戦略論の中にそれらしい答えがあるのですよ。えっへん!
    品性ですよ、品性!
    ボトルネックのコントロールのような気がします。
    先生曰く「集中して”ふっ”」ってやつです。
    詳しくは今度あった時にでも話しましょう。
    | gps | 2009/12/02 11:28 AM |










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