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社長のブログ「斉藤のサイト」

横浜市中区、有限会社サイトウプリントの代表取締役斉藤正一のブログ。
最近は企業戦略論を勉強して、それをフィードバックする事に力を入れて活動中!仕事以外の事も書いてあるのでどうぞ気楽に読んでください。
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生き物と進化の不思議シリーズ
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    生き物の進化の不思議を書き始めてみたが、自然の偉大さに触れるにつれ、46億年続いてきたこの完璧なシステムにこそ、私たちが学ぶべき何かがあることに気づかされます。その一番肝心なところと思っている点が、「最小のエネルギーで最大の効果をあげている」という事実です。変異と淘汰と前に触れましたが、淘汰に働く力は「エネルギー最小」もしくは「まったくエネルギーを使っていない」というキーワードのように思えます。「理に適っている」という言い方もできるのではないでしょうか。この「理」こそ淘汰に働く力で、私たちはそれを五感を越えた何かで感じることができるのです。…とまぁ、前置きはさておき今回は「シマウマ」について書きます。
    シマウマは馬やロバと同じく「ウマ属」に属しています。同じ祖祖先を持ち、いくつもの分化を繰り返し生き残っているのはこの3つということです。シマウマはその名前の通り、その身体に黒と白の縞模様を持っています。ちなみに馬との違いは身体の縞模様だけではなく、骨格に大きな違いがあります。馬の腰椎の数は普通5〜6個でたまに7個のものもあるのに比べ、シマウマは5個と決まっています。ということで、縞模様があるからシマウマに分かれているわけではありません。
    では進化の過程で身体に縞模様を作ったシマウマ。その縞模様にはどういう意味があるのでしょうか?皆さんがご存知なのは「草原での保護色」の役割を果たすということでしょうか。同じように、群れの中での「固体」を目立たなくする役割も果たしています。また模様には個体差があり、仲間同士では固体認識にも役立ちます。ついでに、たて縞のお陰でほんの少し体を大きく見せることもできるようです。ここまでは縦じまの視覚的機能です。さらにこの縞模様にはすごい機能があることをご存知の方はいらっしゃるだろうか?
    実は「シマウマは風を起こすことができる!」らしいのです。
    こう書いてしまうと、シマウマがビュンビュンと風を起こしているイメージになっちゃいますよね。この前の台風はシマウマが原因だったとか・・・。そんなはずはありません(念のため)実は風といってもごく小さな空気の流れと言った方が本当は正しいのですが、この縞模様に隠された秘密を知ってしまったら、それこそ「風」と言ってしまいたくなるほどの感動を私たちに与えてくれます。
    そのシステムとは・・・。縞の白い部分は熱を吸収しにくく、逆に黒い部分は熱を吸収しやすいのです。そのことで、体表面に温度差が生まれ、わずかではありますが空気の対流を起こすのです。そのわずかな対流(風)を利用してシマウマは体温を調節しているらしいのです。なんと省エネなのでしょう!シマウマの縞模様が「白と黒」である理由が判るような気がします。保護色だけの目的なら白と黒である必要はありません。確かに白い草はありません。(シマウマの白縞は黄色っぽいですが…)
    シマウマがそんなことまで考えて今のような縞模様を手に入れたわけではないのでしょうが、淘汰という試練を乗り越えられてきた理由もそんな小さな差異であったのでしょう。とにかく「理に適っている」のです。
    このような自然界からのテクノロジー(「ネイチャー・テクノロジー」と言うそうです)を利用した技術は他にも研究が進んでいるらしく、今回のシマウマから学んだテクノロジーを利用して、屋外で無電源の対流を作り、家や町全体を快適な温度を保つことができるようになるといいですね。
    ※参考文献:「進化の地図帳」「自然に学ぶ粋なテクノロジー」
    | 進化の話 | 13:09 | comments(1) | trackbacks(0) | - | - |
    走ってないと体温調節できないんですかね??

    そんなテクノロジーがあるとは面白いですね。自然って。
    完全に、人間の英知を超えていますな。
    | eiji | 2009/12/03 12:50 PM |










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